育児中の看護師は仕事だけではなく育児や家事に追われているため、非常に忙しくなってしまいがちです。そのため、自身の働き方を見つめなおす必要があり、仕事と育児を両立できることはもちろん、自分自身にもできる限り負担の少ない働き方を見つけることが大切になります。場合によっては、育児に協力的な職場に転職というのも視野に入れなければなりません。
そんな看護師におすすめの働き方として挙げられているのが、訪問看護です。訪問看護は名前の通り、利用者の自宅に直接訪問して一定時間看護サービスを提供するというサービスです。このような特徴から1日に訪問する患者の数をある程度自分たちで調整することができ、午前中だけまたは午後だけと仕事をする時間を決めることも可能なのです。さらに、1回の訪問時間も30分から1時間程度なので、次の訪問までの空き時間を利用して自宅で家事や育児をするなど、ほかの職場よりも時間を有効に使うことができます。
同じく時間をある程度自由に調整できる働き方としておすすめなのが、クリニックでの仕事です。クリニックは午前の診療が終わった後に長い休憩時間が設けられており、その時間を使って一度自宅に戻ることもできます。また、パートで看護師をするのであれば、病棟よりも午前勤務や午後勤務などの半日勤務がしやすいため、比較的仕事と育児の両立がしやすくなっているところも魅力です。そのため、ある程度まとまった自由時間が欲しいという育児に忙しい看護師にとっては理想的な働き方がしやすいのはもちろん、入院設備のないクリニックであれば夜勤がないところも魅力と言われています。